えんとらんす せれもにー!

3/11
前へ
/182ページ
次へ
最近は彼女のことばかりを考えてしまい、授業も上の空。まるで集中できない。 今思えば全ては入学式から始まった。 全ては運命的出会いだったかの様に彼女と出会った。 何故、俺がここまで恋に病んでるのか………。 回想始め!! ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 高校生 中学生とはレベルが変わり、そこには決定的な違いがある。 そして俺は遂に念願の高校生。 wktkが止まらない。テンション上がりすぎてなのか教室にムスカがいるように見える。 うん、多分…………絶対幻覚だ。 新しく仲間となるクラスメイトを見渡した。 …………………あれ?まだムスカが見える。疲れてるのかな? ムスカを視界に入れない様にしていると肩をつつかれた。 「君が隣の席だよね?」 その生徒は、好青年とも見えるが優男と言ったが正しい様な気がする。 「そうだよ」 「俺は四条終って名前。どうやら席が隣っぽいからこれからよろしく」 終とかいう男は笑顔で握手を求めてくる。 このクラスには知らない人ばっかりだったから終の笑顔に少しホッとした。 こいつとなら仲良くなれそうだ。 右手を差し出し終と軽く握手を交わした。 ……………あいつ手に画ビョウつけてやがった。
/182ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3314人が本棚に入れています
本棚に追加