えんとらんす せれもにー!

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それから終になっちゃんをおごり、しばらくして終とも分かれた。 そして現在、口周りが辛くてヒリヒリする。 『半分あげる』と言われ何も疑わなかった俺がバカだった。 あいつはドSなんだ。 よく考えたら中にタバスコが混ぜられていたって分かったはず…………。 …………無理ですwwwタバスコを持ち歩く人なんて普通いませんwwww それから終に仕返しを考えながら帰っていたが、やはり口周りがヒリヒリし、何か飲み物を買おうと思った。 でも下校道に自販機が無いんだよな………。 仕方なく今日はいつもと違う道から帰ることになった。 ……… …… … 「くぁ~~!!生き返るなぁ。カルピスうめぇ」 カルピスは人類の遺産だと思う。あの甘さが何とも言えない。 そして意気揚々と家に帰っている時だった。 「ねぇ君、これから俺たちとどこか行こうよ?」 ん?ナンパしてるのか? さりげなく目をやると、そこにはチャラチャラした数人の男たちに囲まれている女の子がいた。 背がかなり低い。あいつらロリコンなんだろうか? なんとなく女の子の顔が気になったので、怖かったが俺は恐る恐る近づいた。 胸の鼓動が高まった。 思わず足を止めてしまった。 その時、時間は確かに止まったと今でも思っている。 そこには今まで見たことがない程の可愛らしい女の子がいた。
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