あたしと兄貴の仲がいいわけがない

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『……って感じなんだよね~』 「何それ、まじ!?ありえないっしょ!!」 なんの事やらと思ったそこの貴方 あたしは今、リビングで友達と電話中なのである 突然すぎるって? 仕方ないじゃん。ある意味日課なんだし。 そんな感じで友達と電話してると ガチャッ っとリビングのドアが開いた 「ただいま」 と声がした 兄貴が帰ってきたのだ あたしは当然無視 電話の方に集中する 「えー?ウッソー?なにそれぇ。きゃはは、ばっかみたーい」 無視して電話してると兄貴は冷蔵庫の方へ向かって行った 「うん、うん……分かった。じゃあ着替えて、これから行くね――」 もう夕方ではあるが出かける用事が出来てしまった まぁ、門限までに帰れば問題ない ちなみに門限を越えてしまえば、問答無用で晩ご飯を抜きにされてしまう そんなわけでさっさと着替えて出かける事にした
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