💓怜の過去💓

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「裕先生はホントは僕ぢゃなくて俺ッて自分の事呼ぶの。それからオレ様。」 「まぢぃ!?でもカッコイイぢゃない?」 「そっか?……あ、裕先生!裕先生ッて猫かぶりなんですね」 「ちょっ、怜!!」 「自分の事俺ッて呼ぶクセに僕ッて呼んで。しかもオレ様で積極的なクセに消極的みたいな仕草して!」 「……何でソレを?」 「私、心が読めるんです。だから勝手ながら心を読ませてもらいました。ま、私も猫かぶりですけど。」 「じゃあこれからはこの3人の秘密に。それと、佐山怜お前は俺の前では猫かぶりすんな。俺も猫をかぶらねぇから。」 「わかった。」 「あ、やっぱ変更。お前は全校生徒の前で猫かぶりすんな。約束だ。わかったか?」 「……………。」 「い、嫌だよね!!ね?」 「……わかった。」 「怜!ホントにいいの?」 「うん!大丈夫!てかその方が楽でいいし」 「じゃあ私も協力する!」 「ありがとー」 「じゃあ今から決行な」 「ハイハイ」
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