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朝7時、枕元の目覚まし時計が朝の訪れをつげる。
ジリリリリリ!
しかし、それを無視しておれは二度寝に入る。
「コウキー。そろそろ起きなさーい!」
母親が催促し、それも無視して寝ようとしたとき──
「早く起きないとエリカちゃんに迷惑でしょ!」
……しょうがないから起きることにする。ちなみに、エリカはおれの幼なじみだ。
「今起きるってばー!」
着替えて下に降りていくと、エリカが玄関で待っていた。
「コウちゃん何してるのー?置いてっちゃうよー!」
「はいはい、今準備するよ」
リビングにいき、食パンと牛乳をさっと食べて玄関に向かう。
「コウキ、それだけでいいの?」
「大丈夫。行ってきまーす」
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