第一章

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そして僕は村長のいる集会場へ向かった 今、僕と同じ気持ちの人は多いだろうな みんなこの村を一時期離れないといけないもんな でも、こんなことでクヨクヨしてたら頑張れないし………よし!頑張るぞー ルイダは気合いを入れるために顔を叩く い、痛い…予想以上に痛かった 歩いて5分、ルイダが上を見上げると“集会場”と書かれた看板が見える はぁ~、この村とも離れるのか ルイダは中に入った 重!空気重!うわーこの空気苦手だ! 「よっ」 ルイダの体はビクッとなる 「アルカ!!ビックリしたよ」 僕の顔が自然に笑顔になる 「なんだなんだ?寂しかったのか?」 アルカ=ミスレント 僕の数少ない友達の1人だ。僕が虐められている時に助けてもらってから仲良くなった。
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