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次の日、またいつもの毎日が終わろうとしていた。何にもない、無関心の日が、何の変化も無しに。。。
「掃除、いつ終わるの?」
「良ちゃんは、掃除は?」
「今日は当番じゃないから。」
「そうなんや?」
「今日も体験に行くの?」
「まぁ、そこそこに。」
「待ってるから、早よしいや!」
「うん。」
・・・・・・今日も体験まわり。。。
昨日みたいなことがなければいいけど。。。
よし、これで完璧!!
良ちゃんはどこで待ってるんやろ?教室かな?
「掃除終わったん?」
・・・・・・・・・・・・・・・え?
・・・・・・誰?
「終わったっぽいな!」
「ほな、行くで!」
「え?・・・ちょっ・・・ちょっと!!」
いきなり声をかけられたと思ったら、その男の子は片手に私の荷物を持って、もう片方で私の腕をつかんで速く歩き出した。
「え?ゆう・・・?どこ行くん?・・・ってか・・・誰?」
「・・・・・・良・・・良ちゃん・・・わからへんねん・・・・・・」
「ちょっと!!待ちいや!!ゆうをどこに連れて行くねん!?」
「ちょっと!!!あんた!!」
「うるさいなぁ。いちいち大声だすなや!!体育館や!」
はぁーーーーーーーーーー!?!?!?!?!?!?
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