1-2 本気の恋

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 次の日、またいつもの毎日が終わろうとしていた。何にもない、無関心の日が、何の変化も無しに。。。 「掃除、いつ終わるの?」 「良ちゃんは、掃除は?」 「今日は当番じゃないから。」 「そうなんや?」 「今日も体験に行くの?」 「まぁ、そこそこに。」 「待ってるから、早よしいや!」 「うん。」 ・・・・・・今日も体験まわり。。。 昨日みたいなことがなければいいけど。。。  よし、これで完璧!! 良ちゃんはどこで待ってるんやろ?教室かな? 「掃除終わったん?」 ・・・・・・・・・・・・・・・え? ・・・・・・誰? 「終わったっぽいな!」 「ほな、行くで!」 「え?・・・ちょっ・・・ちょっと!!」 いきなり声をかけられたと思ったら、その男の子は片手に私の荷物を持って、もう片方で私の腕をつかんで速く歩き出した。 「え?ゆう・・・?どこ行くん?・・・ってか・・・誰?」 「・・・・・・良・・・良ちゃん・・・わからへんねん・・・・・・」 「ちょっと!!待ちいや!!ゆうをどこに連れて行くねん!?」 「ちょっと!!!あんた!!」 「うるさいなぁ。いちいち大声だすなや!!体育館や!」 はぁーーーーーーーーーー!?!?!?!?!?!?
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