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「体験まわりどうだった?」
「最悪・・・・・・。」
「えーっ、なんでよ?」
「だって・・・・・・剣道だったし・・・・・・」
「いいじゃん!!いい体験になったでしょ?」
「・・・・・・男くさかったし・・・・・・女の子いなかったし・・・・・・」
「まぁだ、避けてるの?成長しないねぇ」
「だって・・・・・・」
「もう、いい加減、頭切り替えたら?」
「まじめすぎると思うし、自意識過剰に見えちゃうよ!」
「そうだけど・・・・・・。」
何も言い返せない。
悔しいけど。。。
「ゆうはゆうなりにいいとこいっぱい持っているし、かわいいところもいっぱいあるんだよ!」
「自身持ちなよ!」
良ちゃんの言葉にはいつも救われる。良ちゃんが友達で、幼馴染で本当によかったと思う。
「それにしても、意外と一年生も来てたし、部員も多かったね?」
「そう?」
「ゆうは、まわりみないようにしてたもんねぇ。。。」
「けっこう、うちの学校の剣道部強いらしいよ。」
「そうなんだ・・・・・・。」
「興味なし!!って感じだねぇ。」
「・・・・・・ごめん。」
「まぁ、いいや。」
「で、ゆうはどうするの?」
「吹奏楽にするの?」
「まだ、わかんないや・・・・・・。」
「そっかぁ・・・・・・、私も考えなくちゃね。」
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