◆-Ⅱ-◇

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―5分経過― 綾「…………」 黎「……チラッ……チラッ ……チラッ………………チラッ ……………チラッ……チラッ」 えー いつまで続く訳? あー現状を詳しく説明すると… 綾は俺の事を穴が開くほど見てる それはもう嫉妬というか ヤキモチというか? まぁ自分以外の奴を構ってるのが気に入らないって感じだね まったくその辺駄犬なんだからぁ…と笑いながら溜め息 黎亜サンはというとー… 顔を赤く染めて両耳押さえながらちらっちらこっち見てるんだよ なに?もっとされたいの? ドMなら苛めるよ? もう少しからかってみようかと立ち上がって黎亜サンが座ってるソファーに座る 急にどうしたの?ってキョト顔を見つめてにじり寄ってみる じわじわ獲物を追い詰めるみたいに 当然黎亜サンは… 黎「!?あ、あのっ深國、君…??」 ふふっ焦ってる焦ってる 俺がにじり寄る度になんか 期待を込めた目で俺を見下ろしてる ぴったりくっつく位の距離まで詰めた所で黎亜サンの太股に手をおいて下から見上げるように見つめ返すとだんだん近付いてくる整った顔 鼻先が触れる位に 近づいた距離 そして "ドンッ" "ガチャッ" .
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