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『あーや?』
「………」
『あーややっ』
「…………」
あ。ぷいってした
そんなに
俺と離れたくないとか
寂しがり屋なんだから~
一緒に居てあげたいけど
こればっかりわなぁ~
しかも理由言わないと
引いてくんない感じだね
しょうがないなぁ
『実はさぁ
レインからの
お願いなんだよね』
「…レイン…?」
あはっ今ぴくってなった(笑)
アヤにとっては
聞きたくない名前だったな
トラウマ植え付けられたしね
俺は偏見ないけど
『レインちゃんからの
特殊ミッション
アヤにじゃなく
俺にだけだから安心してよ』
一冊の小さなノートを
尻ポケットから取り出して
アヤに見せた
するとアヤの表情が
だんだんと険しい顔に変わってったぁ
「……あの腐れ野郎が」
あはっポソッて言ったね
きっと恐怖から
ポソッとしか言えないんだ
アヤが勝てない一人だもんね
違う意味で(笑)
『そんなワケだから
先行っててね。
着いたら"待て"
邪魔すればレインから
こわーいお説教が
待ってるから』
「…教室で、待ってる」
うん。
ホントいーこなのよ
眉間にシワ寄せたままだけど
渋々アヤはその場を離れた
ホントは俺から
離れたく無いけど
あの子は怖いし、
俺の言葉は無視できないし
…で渋々、ね
さぁて俺もやりますかー
俺もある意味あの子が
恐ろしいし?
実わちょっと
わくわくしてるんだよね
特殊ミッション♪
大半あの子の趣味だけど
楽しいから俺は好き
今から実行する事が
楽しみで楽しみで
自然と頬が緩む
まぁ…フード被ったら
見られないからいいやぁ
なのでその場からジャンプ
3メートルの門?
あはっこんくらいの高さ
助走なしでヨユー。
脚力は結構自身あんのよー
え?そんな問題じゃない?
いーじゃん細かい事わさぁ
そんじゃっLet's Go♪
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