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俺の名前は神谷悠斗
工業系の高校に通ういわゆる学生だ。
学校から自宅に帰る迄の散歩を楽しみ、家に帰って眠るという、ごく普通の日常を送っている。
そんな当たり前の日々がこれからもずっと続くのだと思っていた。
そうあの時までは・・・。
その日、自宅に帰る途中だった俺は、目の前の交差点を、走って渡って行く男の子を見かけた。
それだけならたまにでも見掛ける光景だった。
しかし、折悪くスピードを出した車がこちらへ突っ込んで来る。
「危ない!」
俺は無意識の内に交差点の男の子の所へ走って行って、何とか男の子を突き飛ばす事が出来た。
しかし、俺は逃げる事が出来なかった・・・。
視界がブラックアウトする。
そこで,、俺の意識は途絶えた。
「・・・きて、しっかりして。」
女の人の透き通るような美声が脳内に響く。
俺は静かに目を開る・・・。
?
ここは何処ですか?
あなたはどちら様ですか?
驚くのも無理は無い。
目の前の人物は何と機動戦士ガンダムの登場人物、セイラ・マス。
そして目の前に広がる光景は、やはり機動戦士ガンダムで見た事のあるMS06-ザクⅡ(以後ザクと呼称)二機の襲撃を受けているサイド7だった・・・。
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