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「……我ながら良いアイデアだわ。纏めておこうかな？ ああ、ルールもしっかり覚えておかなきゃ」
『ソードワールド2.0』と言うゲーム、3本の剣によって生まれた世界で、人族と蛮族が絶えず争う世界が舞台になる。プレイヤーはその世界に生きる冒険者となり、事件を解決したり、未だ見ぬ遺跡を探索したり、はたまた神になったり出来るのだ。
ここでTRPGで良く使われる言葉の説明をしておく。
GM:ゲームマスターの略。
ゲームの参加者の一人で、プレイのホスト役。神話からデスシナリオまでありとあらゆる話を作り、セッションの進行を管理する、物語の進行役である。
PL:プレイヤーの略。
PCを作成し、それを使ってGMの作った物語に参加する立場の人。
PC:プレイキャラクターの略。
ゲームに参加するPLが、物語上で受け持つキャラクターのこと。様々な能力値やスキル・魔法、武器などのデータが設定されている。ひとりのPLには基本的にひとりのPCを担当する。いわゆる舞台の役者。
NPC:ノンプレイヤーキャラクターの略。
ストーリーを進めるために、GMが用意し、演じるキャラクターのこと。
ダイス:ソードワールド2.0では六面サイコロを指す。標記としては『2D6』で『六面サイコロを2個ふれ』と言う事を表す。
クリティカル:判定で"大成功"の結果を出すこと。
判定の際、武器や魔法で設定された"クリティカル値(C値)"以上だった場合に発生する。ダメージが大きくなる。
自動成功・自動失敗:2D6で6ゾロの時『自動成功』と言う。あらゆる判定が成功する。逆に1ゾロの時は『自動失敗』と言う。あらゆる判定が失敗する。いわゆるファンブルの事。
基本的な解説はこの辺にして、それでは本編を開始しましょう！
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