エピローグ

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純白のウエディングドレスに身を包み、慎ちゃんとキャンドルの火を点した瞬間、ふと夢の中のショウちゃんの言葉を思い出した。 『もう、大丈夫だよ』 あの時、そう云って優しく抱き締め哀しみの世界から救ってくれた言葉…。 そして、私は気付く事が出来た。 私がずっと待っていた夢の中のショウちゃんは、今私の隣で一緒に幸せの火を点している慎ちゃんだったんだと。 遠回りしてきたけどやっと辿り着いた愛しい人。 私の手をそっと握りしめる大きな手の温もりは、紛れもなく、あの時のショウちゃんそのものだった。
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