第2章 今日からボディーガード!?

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事の次第に気づいて瞬時に顔から火が出そうな俺。 でもこのまま走り去って行くのも何か腑に落ちないし、言い訳だけでも残していく事にする。 「悪いけど! たまにこうやって考えてる事を喋っちゃうんです! よく言われるけど!」 「こちらとしては少しも悪くはありませんがね。次はせいぜいテストの点を公表しないように気をつけて下さい」 くぅ~! そのバカにしたような言い草! 元はと言えば俺の完全なミスだけどものすごく悔しい! 更に悔しいのがアイツがイケメンって事! 細長い切れ長の瞳にスッと通った鼻筋は、本当にゲームの世界から出てきたような顔立ち! ダークブラウンの髪に紺色のスーツがよく似合っていて大人の魅力に溢れている。
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