第2章 今日からボディーガード!?

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「じゃあ俺もう失礼します!」 「お待ち下さい。もしお急ぎでないのならば少しの話にお付き合い下さいませんか?」 「何かの勧誘ならお断りです! 俺金ないんで他の人当たって下さい!」 「そう疑われていてはいけませんね。私こういうものです」 走り去ろうとした俺を止め、アイツが差し出して来たのは長方形の紙。 「これって名刺? 桜崎家のかみじょうしんさん?」 「読み方が違いますね。私桜崎家の執事をしている神条真(シンジョウマコト)と申します」 「へぇ、それは丁寧にどうも」
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