第2章 今日からボディーガード!?

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「でも落ちたんだろ?」 「う……」 そう言われると何も言い返せない! 健斗……。 傷口に塩を塗るような事はやめてくれ……。 いくら12回目でもこういうのは慣れないんだよ。 「まぁまぁ、そう気を落とすなって!今度俺の友達でも紹介してやるから!」 「友達? それって、男?」 「ばぁ~か! 女の子だって!」 「本当かっ!?」 健斗は笑みを浮かべながらピースを形作った手を突き出してきた。 これは自信のある時の健斗の癖。 「期待してるからな!」 「任せろ! お前も早くバイト見つけろよ!」 ごめん、健斗。 今の発言に悪気はないんだろうけど凹んだ。
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