0人が本棚に入れています
本棚に追加
/4ページ
BARAMOSU
濁る水溜まり 黒い雲
赤い雨に 何を語る
忘れたい 灰の降る日に
焼けた臭いが 辺りに漂い
声亡き声 必死で手を伸ばしてる
目の前に広がる 映像が…
不気味で綺麗
痛みは笑顔を生み 苦しみは涙を枯らす
惨劇の夜は 沢山の悲しみを人の心に突き立てた
手を握り締めて走った
息を切らし振り向いた瞬間には
貴方は影も形もなくなり
私が握り締めて腕は肩までしかなかった…
黒い空 赤い雨
終わらない悲しい悲鳴
幸せを奪う 迷彩
一瞬で命が消えて
見えない星になった
この悲しみ 誰に嘆けば良い?
失った大切な命を返して…
最初のコメントを投稿しよう!