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ある時、諸大名が江戸城の大広間に集まって、将軍との謁見を待っていた事があった。
( ●дー)「早く将軍様来ないのかYO~……」
伊達政宗もそんな事を思いながら、広間で待っていたのだが……。
(・ω・)ジー
∑(●Д`)「……視線を……視線を感じるYO……!!」
誰かに見られている気がした政宗は、広間を見渡した。
すると、いた。
政宗の方をジッと見詰める一人の武士の姿が。
気になった政宗、この武士に声を掛けてみた。
( ●д゚)「ヘイ、ユー!!何でそんなにミーの顔を見てるんだYO!?」
石見「これは失礼、私、水戸徳川家の家臣で鈴木石見と申します。
殿(徳川頼房)のお供でここへ来たのですが、仙台公のお顔は決して忘れないようにと思い、ジッと見ておりました」
( ●д`)「Why?何でミーの顔だけなんだYO?」
石見「いやぁ、水戸徳川家は奥州の抑えの先鋒でしょう?
だから逆心を抱く者には、しっかりと備えなければなりません。
……そして、幕府に反逆するようなお方と言えば、仙台公。アナタしかおりませんので」
(;●ω・`)「Oh,year……えっ」
その後、政宗は自分に憚らない物言いをした石見を大変気に入り、二人は親友になったそうな。
政宗、周囲からもやっぱり胡散臭く見られていた、の巻。
……そして政宗、この後に石見の家に泊まりに行ったりしている。
男子高校生かww
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