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ついに伊達政宗が参勤交代の途中、会津若松城下にやって来た。
そしていつもの宿の、いつもの座敷に政宗が入ると……。
源左衛門「……zzz……」
(●д`)「……アーハン?」
座敷のど真ん中で、源左衛門がイビキをかいて寝ていたのだ。
すぐに叩き起こされた源左衛門だが、政宗の姿を見ても全く慌てる様子は無い。
(●д゚)「ユー、一体何者だYO?ミーは仙台の伊達政宗だYO!!」
源左衛門「私は蒲生家の家臣、蒲生源左衛門という者です。
いやぁ、実はさっきまで鷹狩に行ってたんですけどね、すっかりくたびれてしまって。
ここは居心地が良いから、そのまま寝ちゃったんですよぉ」
そう言って不敵に笑う源左衛門。
政宗の方も、源左衛門が自分に文句を付けに来たな、と、薄々察しがついている。
なら受けて立とう、と政宗の方もニヤリと笑った。
(●∀゚)「ほう!!蒲生源左衛門と言えば、有名な蒲生家の重鎮じゃないかYO?
ここで知り合った記念に、ユーにコレをプレゼントするYO!!」
そう言って政宗は、自分の脇差を源左衛門に与えた。
さらにこう付け加えた。
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