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まずは、お母さん
次は弟
そして、お父さん
「今日は、姉ちゃん早かったなー」
何故か残念そうな弟
山笠しゅう(14)
中学2年生、部活はバスケ部
だから、私の方がチビだ
少し悔しい!!
「早く帰ってこれて良かったじゃない!!」っとお母さん
「そうだな」っと呑気なお父さん
私は、お母さんとお父さんの言うことにいっぱい頷いて、ある部屋へ向かった
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その部屋は亡きお兄ちゃんの部屋
「ただいま、お兄ちゃん」
返事はないけれどとても心が落ち着いた
いつもこうやって帰ってきたら、お兄ちゃんの部屋へ行く
習慣のようなもので、足がそう動くようになっている
ほんとは、３兄弟だったなーっとか今だから言える
お兄ちゃんが亡くなった2年前は、こんなこと言えなかった
それに言いたくなかった
お兄ちゃん、突然過ぎだよ!?
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