ハジマリ

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「🎵誰かの声に🎵名前を🎵呼ばれて🎵目を覚ます🎵 青い波に浮かぶ🎵海の揺りかごで🎵 夢を見てたの🎵」 この時、波流は波音が待っている教室へ向かっていた。 🎵~🎵~🎵~ どこかで聞いたことのある歌が聞こえてきた。 「‼」 この歌は小さい頃に、 好きだった少女が歌っていた曲だった。 声を辿っていくと、波音の待っている教室だった。 「🎵この海のどこかで🎵今🎵争う声がする🎵 哭[ナ]いてる心から🎵愛は生まれない🎵 悲しみだけが🎵あふれてしまう🎵 美しい海の🎵願いの欠片から🎵 生まれてゆきたい🎵光を抱いて🎵 夕焼けに染まる🎵オレンジの海には🎵 世界の🎵涙が🎵眠ってる🎵」
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