23人が本棚に入れています
本棚に追加
午後5時
お嬢様は私の頭部を太ももに乗せ片手にはウサギのぬいぐるみ、片手にはクマのぬいぐるみを持ちベッド上で対話させています
「クーは好きな人とかいないの?」
お嬢様はクマのぬいぐるみに話し掛けました
「うーん、いないなぁ。リサはいるの?」
「うん!いるよ!」
お嬢様は頬を赤く染め私にチラリとお眼を下さいました
「あっ!ウサわかっちゃった!いっつも大事に扱ってるその執事さんでしょ!?」
ウサギのぬいぐるみが小刻みに震えながら言いました
「えへへ、バレた」
お嬢様の頬はより一層赤くなり、ぬいぐるみを捨て私を力一杯抱きしめ
「大好き」
と、私に軽いキスを与えてくださいました
最初のコメントを投稿しよう!