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そして、話はいつしか、特定の人間の陰口、悪口へと変わっていく。 その対象は、会社の同期であり、先輩であり、後輩であった。 あるいは、妻に対する不満もそこに存在した。 そうすることで、俺たちは自分を守っているのかもしれない。 だけど、それが言い訳であることはことはわかっている。 誰かを貶めることで自分が救われるはずもないのだ。
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