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ニッ………コ
「もう一度呼んでくれ…千鶴の声で俺の名を…」
かっこいいです。斎藤さ………じゃなかった一さん!!
「一さん。私、一さんの夫婦になれて良かったです。一さんの側にいられて、すっごく幸せです」
そう言いながら千鶴の頬に温かい雫がポロポロと零れ落ちる
「ああ、俺もだ…俺も千鶴がいつでも俺の側に居てくれ、俺に正しい道に導いてくれた…。本当に千鶴に感謝してる。いや感謝してもしきれない。」
一さんは私の涙を指先で拭いてくれる
「ありがとうございます。一さん」
「………まだ、ちゃんと言ってあるまいな…」
「ふぉぇ?」
「千鶴。俺の夫婦になり、俺の家族になってくれるか?お前を手放すつもりは1つもない」
「はい!!よろしくお願いします!」
またポロポロと涙が…
「どうした?そんなに嫌か?」
シュン…
「ちっ違うんです…ヒクッ一さんと夫婦になれた事に……ヒクッよろんでいたらヒクッ急に胸が熱くなってヒクッ……本当に…本当に嬉しいです。こんな私をよろしくお願いします」
「あぁ。」
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