1人が本棚に入れています
本棚に追加
斎藤さん!!
斎藤さん!!
今思うと最初会った時から一さんに恋焦がれていたのかもしれない……
一さんを見ると他の人より胸が苦しくなる
最初はそれがなんなのか良く解らなかった。
途中風間さんが屯所を訪れて来たり戦いの最中に斎藤さんに変若水を差し出したり
そんな斎藤さんを助けたかった
見ていられなくて泣き出しそうだった
私がこんなにも無力なんだと…
私なんかが斎藤さんの側に居る資格なんかない……そう思ってた
でも違った
斎藤さんは私のせいじゃないって俺のせいだって……
なんで叱らなかったのか
なんで攻めなかったのか
その時の私には解らなかった
そう一さんの夫婦になる前は
今は解る…
恋しい女を守りたい
たとえ俺が弱くても鬼の前では無力でも女を守るのは正義だ…と
そう私は一さんの顔から読み取った。
一さん……
大好きです…
一さん………
ち………る……
ちづ…………る
千鶴
最初のコメントを投稿しよう!