退治屋

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「肉食いてーよ!」 タダで採ってきた山菜を不満そうに口へ運ぶ少年。 茶色の癖っ毛、焦げ茶の瞳。 まだ幼さが残る彼の名前は如月(きさらぎ)。 あたし、弥恵(やえ)が経営する退治屋のメンバー。 …いや、勝手に居そうろうしているだけ。 いつまにか馴染んでしまったが、正確には他人だったっけ?
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