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「やばい早く。早く。カバン開けて」
この時、ようやくカメラマンのカバンが開いたので、僕はそこに持っていた資料を放り込んだ。
「おめでとうございます。ミッション成功です。もっとも大きな不正を公開されましたので、二十ポイント獲得です」
「時間は、延長されました」
その後、リアルなイラストで描かれた、現頭取、副頭取並びに、会長クラスまでが、一斉に肩を落として、銀行の外へ出て行った。
そして彼らは、突如現われた暗黒のゴミボックスに召還された。
やがて常務クラス、監査役クラスが、上に上がり部屋付きに。
人の配置換えが進み、一階の机がたくさん空いて、スーツ姿の新人社員達が数名席についた。
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