No.1暴露怪人

（三）ミッション２

僕は、おばさんOlの執念にくじけて、転職は、安易にするもんじゃないとつくづく後悔していた。

｢ア～もう疲れて来た｣

思わず、そうぼやいた時だった。

「ゲームオーバー」の音声が聞こえてきて、

僕は、ゲームの中から、突如、現実に引き戻された。

頭が、ぼんやりして、
目の前が、チカチカクラクラ。

手に持つ携帯が、霞んで見える。