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取り合えず、無料が強調されていたので、安心してゲームをスタートさせてみると、音声と文字で、ゲームの説明が表示され出した。
彼は音が大きかったので、すっかりあわてた。
「やば、ミュートにしないと」
ところが、どうやって音を消音にするのか分からない。
「なんだそれ。見せろよ」
サークルの仲間の英太がのぞき込んできた。
「いいじゃん、そのまま続ければ」
同じく友人の竜二も顔を近づけてそういう。
「えっでも、なんか突然、送られて来たゲームだから、怪しくない?無料ってとこを、絶えず強調して表示してくるんだけど、きっと最後にどこかのゲーム会社の宣伝とかが出てくんじゃない」
「いいから、やってみろよ」
ゲーム好きの英太と竜二にそそのかされて、ともあれゲームを開始してみた。
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