(五)点をつなぐ、捜査開始

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「ごめんね。まだあたしゲームを続けたいから、先に行かせてね。恩にきるは、バイバイ」 そう言って、緑は倒れかけのドアの上に足を乗せた。 「辞めろ。重いヘビー過ぎるだろ」 「ケンゴくん、がんばって」 緑はそういうと、健吾キャラが支えているドアの上をズカズカ歩いて、国会の中に入って行った。 「お先に~」 「ウソーこの鬼。腐女子。くさりきったヤツ」 「どうすんだよ。健吾、英太」 「知るか、このバカ」 「ウーン、かくなる上は、一か八か」 「もう、あきらめようぜ。健吾キャラぺちゃんこにしろ」 「お前、英太!?今やってんのは俺☆竜二だってばよ。これマジキャラがぺちゃんこになったら、本物の俺の体はどうなる」
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