(五)点をつなぐ、捜査開始

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「おい、英太、大丈夫か」 「毒が本当に回るなんてこと…」 健吾と竜二が心配してそういうと、英太は震える自分の左手を見ながら 「手先だけがしびれて、ちょっと感覚がないだけ…」と強がりを言って、まだこの時は、大したことがない様子だった。 三人が英太の噛まれた方の手に注目していると、早くも別のプレイヤーらしき男子生徒が出現した。 「おい、新しいプレイヤーが出て来たぞ」 「さっきの腐女子みたいな、自分勝手なヤツじゃないのか」 竜二は、まだ根に持っていて、警戒したようにそうつぶやいた。 「女は裏切る動物だけど、コイツは男みたいだからさ。平気じゃない」と、健吾。  
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