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そしてようやく参議院の本会議場の重厚なドアの前に到着。
そこまで来た時、中からとても怪しい叫び声や悲鳴が聞こえてきた。
すると突然、パッとドアが開いて、さっき正面玄関で出会った緑なる女子大生が、飛び出して来た。
そして彼女のキャラについて、一つ目のおやじが現われた。
「娘さん待って。ワシの秘書になっておくれ。女、待て」
「あれ。さっきの腐女子だよな。ヒヒヒ、俺達をこけにするからバチが当たったんだ。そっちに行ったら銅像達もいるのにな。後を追う必要もないか」
「おい、竜二ってば、お前、いつまであの女にこだわってるんだよ。まったく執念深いヤツだな。もうそんなことどうでもいいだろ」
健吾はそういいながら、タケルの後に続いて開いたドアから、参議院本会議場に入った。
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