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湖の近くで俺が寝転んで居ると誰かが近付いて来た
「マスター、起きてください……マスター」
ったく、起きてるって………コイツ
「起きてるからキスをしようとするな」
俺はそう言ってキスをしようとした女にチョップをする
「うぅ~、痛いです……マスター」
チョップされた場所を抑えて涙目で睨む女は俺の使い魔のライナ
種族は堕天使で髪は長くて蒼色、目の色も一緒
性格は……知らん
「痛いじゃねぇ、頬を染めながら言ったって説得力がない」
「何時もの事じゃないですか」
確かに、最近は毎日こんな感じで送ってる
しかも、3日間は此処で過ごしてる
そろそろ移動したいんだが、此処は迷いの森と言って一度迷うと永遠に出られないと言われる様な厄介な場所で迷ってしまった
この馬鹿使い魔のせいでな!!
「痛いです、マスター無言で頭をグリグリするのは止めて下さいぃ~」
おっと、いつの間に
……無意識だからしょうがないか
そんな事を思いつつグリグリからライナを解放した
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