プロローグ

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そんなのはどうでも良いとしてライナ達が帰ってくる頃までには、食料を取っててやるか 「さて、俺は此処で魚釣りでもするかな」 誰が居る訳でもなく、なんとなく声を出して釣竿に餌を付け湖に餌を付けた釣り針を垂らす 今日は何が釣れるか、楽しみだな 昨日は普通の魚、その前は魔物が釣れた 魔物が釣れた時は少しだけ驚いたけど食ったら美味かったな そんな事を思って居ると、何かが釣り針に掛かったみたいだな 「よいしょっと」 俺が掛け声をかけて引き上げると湖より大きい魚?が釣れた その魚?は頭には真っ赤に輝く角が生えていて、口は鋭い牙……その間からは涎を垂らしている これはどう見ても魚じゃねぇな 一瞬でも魚かと思った俺はライナの事を馬鹿に出来ないかも知らない そんな事を思ってかなり落ち込んでいる俺に、雷を落として来た 「……魚は電気に弱い筈だろ?」 そんな事を呟いて後ろに下がると、さっきまで俺が居た場所に雷が落ちる 威力はそこまでないのか、落ちた場所に生えていた草がチリチリと焦げているくらいだった
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