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日に日に日は過ぎていき
おじいちゃんは
明日には出ていく
っと、言った。
愛結『あの、先輩!明日おじいちゃん出ていくみたいなので、明日以降来てください!』
拓美『そうか、わかった。サンキュ』
こうして、最初は
嫌がっていた同居も
ワクワクしていた。
仕事も淡々っと終り
家に帰った
愛結『おじーちゃん、準備できた?いつものように、車で迎えに来てくれる訳じゃないんだよ?一人で電車に乗って…』
恭也『ほほー!心配してくれとんのか。嬉しいの。でも、大丈夫じゃ。電車に乗ったことがない訳じゃなかろう。子供じゃないから暴れたりせんよ、ちゃんと席も譲っちゃる』
愛結『おじいちゃんは席なんて譲らなくていんだよ?椅子は老人の為にあるんだからね。それに、荷物も多いんだから。まぁ、しあわせにくらしてくださいね』
恭也『ありがたやー!』
おじいちゃんは嬉しそうに笑いながら部屋を片付けにいった
先輩はいつくるのかな…
仲良くできるかな
料理食べてくれるかな
不安で胸がいっぱいで
連絡先も知らない私は
じっと、立ち尽くしたままだった。
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