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「なあ、スカイアイ。俺がもし、俺のミスで作戦失敗しちゃったらどうする?」
俺も上を見上げながら言う
………………
暫く待っても返答が来ないので"寝てる?"と思いスカイアイの方を向くと、スカイアイはびっくりした顔で俺を見ていた
そこで考える。俺…スカイアイに何言ったんだよ!!めっちゃ困ってるじゃん
「あっ…いや、何でもない…っ!?」
「なるほど、わかった」
慌てて何でもないと言おうとしたとき、スカイアイは俺の頭に手を置いて笑い始める
「…?」
俺はスカイアイの行動がよく分からず黙ってスカイアイを見ていた
「君はプレッシャーを感じていたんだろう?"俺のせいで作戦失敗したらどうしよう"って」
図星…っていうかさっき言ってしまったからなんだけど…何も言えなくなってしまう。そんな俺を見ながらスカイアイは話を続ける
「有名になってみんな君のこと頼ってばかりだったからな…」
「…」
「プレッシャーを感じない方がおかしいな。だから、君がミスって失敗したからと言って責めるやつは一人もいないと私は思うぞ」
スカイアイの言葉に黙って耳を傾ける
「君一人で戦ってる訳じゃないだろ?仲間がいるんだ、な?」
俺の頭を撫でながら言うスカイアイ…何か涙出そうになったけど堪える
「…おう」
「まったく…そんなことで悩んでいたなら早く私に相談すればいいものの…」
苦笑しながら言うスカイアイ。この際もう一つのことも言ってみるか
「あのさスカイアイ…」
そして俺はもう一つの悩み事について話すとスカイアイは暫く考えたあとに
「それは君が有名になって近付きずらいとか…じゃないか?」
と言ってきた
「でも、俺から行っても避けられるんだ…」
「ほう…。しかし、私がパイロットなら避けてたかもな…」
俺が"えっ?"という顔をするとそのまま話続けるスカイアイ
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