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俺にも付けてきた
「ぶはっ、じゃあな相棒。味わって食えよっ」
ククク…と笑いながら去っていくサイファー。俺は暫くその場に突っ立っていた
「…くっそう」
そして顔面に張り付いたケーキを取り"はぁー、やられた…"と思いながらケーキをハムッと一口食べてみる
「………ゔっ!!!…っゲホッゲホッ、オェッ…」
その瞬間噛むと同時に甘い味ではなく辛い味が口全体に広がり飲み込むと喉がやけどみたいに熱くなった
暫くどうすることも出来ず咳込みその場にヘナヘナと座り込む
「…っはぁ、ゲホッゲホッ……辛ェ…」
辛さに目に涙を滲ませながらさすが鬼神と呼ばれる男だと改めて実感した
END
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