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「かっけえっす中尉!!」
ビシッと親指を立てさすがっというアピールをするとキモいと言われた。
「よぉ、お二人さん。朝から仲良くお食事ですか?」
聞き覚えのある声がしてそちらの方に向くとオルマとガビリアがニヤニヤしながら立っていた
「あ、うぃーすっオルマ、ガビリア」
からかってきたことを特に気にせずスルーするとつまらなそうに横に座ってきた
「何だ、もうちょっと慌てろよ」
と肩をくいくいとしてくるオルマ
「わー、そんなんじゃないよオルマ、きゃー恥ずかしい」
すべて棒読みで言うと頭を叩かれた痛い
「キリアコフとアンタレスが一緒なんかめずらしいな」
隊長から貰った食べかけのオレオを食べながら言うガビリア
「僕が強引に付き合わされてるだけ」
「です」
中尉の言葉に私が付け足して言う
「そうか、あ…そういえば後でバスケかサッカーやろうと思ってるんだがやらないか?」
オレオに夢中になっているガビリアの代わりにオルマが喋る
「まじ!?やる!!中尉もやりまし「僕はやらない」
「えー」
「トーリャんなこと言わずに、な?」
「そうだぞキリアコフ、乗り悪いぞ」
中尉の返答にみんなからブーイングされる中尉
「うるさいな、僕はゆっくりしたいんだよ」
「何だキリアコフ、負けるのが怖くてやらないのか?」
ニヤリと笑いながら挑発するガビリア
「やめろよ、トーリャがかわいそうだろ」
それに乗るオルマ。私はそれを口を動かしながら眺めてる
「あー、もうわかったよ。やってあげるよ」
呆れながら了承する中尉。なんだかんだ言って中尉は優しいんだなと実感する
「よし、そうと決まれば早く食べなくっちゃ」
「手伝ってやろうか?」
「いい、やめて食べるなぁぁぁぁあ!!私のいちごォォ!!!」
「んめっ」
「おっじゃあ俺はチェリー貰い」
「オルマァァァァア!!!」
「…はぁ…」
END
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