現れた怪人、まさかの助っ人

14/15
前へ
/67ページ
次へ
アイシス「そうなんですか、じゃあそのグリュネって人が師匠なら、やっぱり、原初魔法ってやつを使うんですか?」 大輔「ああ、使うぜ、つっても良くわからないがな、でも半端じゃなく強いぜ、何せ気迫だけで武装局員を気絶させるんだからな」 トーマ「気絶!?その人人間ですか!?」 大輔「さあな、一応サリネスって女神に仕えてるらしくてな、年齢は数千万歳らしいぜ」 リリィ「数千万・・・そんな人に師事してるなら、強い訳ですね・・・」 トーマ「あの、もしよかったら明日の訓練一緒にやりませんか?」 大輔「そうか?ならそうさせて貰うかな」 トーマ達は大輔の話しに戸惑いながらも和気藹々と話していた 一方場所は変わりミッド市内のホテル、陣と真也の部屋 陣「ふう、さっぱりした」 陣はシャワーを浴びていたらしく、頭を拭きながら上半身裸+ジーンズ姿でベッドに座った 真也「ほらよ」 真也は冷蔵庫からコーラを取って陣に投げ渡した 陣「おう、サンキュー」 陣「ごくごく・・・プハア!で?ぶっちゃけどうするよ、大輔がやり合ったって言うフッケバインって奴等は?」 陣はルームサービスのピザを手に取った 真也「フム、其れなんだがな、大輔の奴は考えて無かったみたいだが、多分奴等は大輔を此方の局の戦力と見なしてるんじゃないか、と思う。」 真也はそう言って窓際に腰掛け、夜景を見た 陣「確かにな、大輔はあんまり考えねえ奴だからな、ま、其所が奴の良い所でも有るんだがな。」 陣はピザを食べ終わるとベッドに横たわった 真也「奴に出来ない事は俺達がやるさ・・・もしかしたら奴等から大輔に接触して来るかもな」 陣「・・・勧誘しにか?」 真也「それは解らない、だが奴等にとっては大輔の力は魅力的でもあり恐怖的だ、仲間に引き入れれば無敵、敵に回せば厄介、てな」 陣「どっちにしても大輔は奴等の一人が子供殺したの見たんだろ?となりゃあ会った瞬間に辺り一面地獄になるぜ?」
/67ページ

最初のコメントを投稿しよう!

49人が本棚に入れています
本棚に追加