1人が本棚に入れています
本棚に追加
/13ページ
朝目覚めて
枕が濡れてると
僕は君に会いたくなる。
体の中はまだ
夢に支配されていて、
朦朧とした意識の中で
頭の中は 真っ白。
君の影だけがよぎる。
僕には君だけ。
君には僕だけ。
そう繰り返す毎日は、
ただの妄想だと人は言う。
確かに
そうなのかな。
何もかもが具現化しているこのご時世に、
目に見えないひとりよがりは
愚かだろうか。
いろんな批判が頭を巡るけど、
枕が冷たい今はただ
ただ、君に会いたい。
最初のコメントを投稿しよう!