ちょこれーと ぱんぷきん。

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「おはよ。君、迷子?」 は?迷子…? 待ちなさいよ、どこをどうとったらこの私が迷子に見えるの!!!! 「い、…いえ…迷子では…」 思考とは裏腹に言葉は弱々しい。 なんか下向いちゃったし。 「そっかー。ま、俺が迷子なんだよねー。」 目の前の人は特に困った様子も見せず笑ってる。 「そ、そうですか…」 なんだろう、すごく自分が恥ずかしい…。 ていうかこの人猫と遊び始めたし。 「君は猫好き?」 急に笑顔で聞いてくるからびっくり…て言うかドキッてした…。  
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