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私が目を開けると…
「疲れたでしょ…寝てて良いよ♪」
なんか、彼にはかなわないよ。
寝たふりして…
どうしたかったのかな?
私…
多分がっかりして欲しかったのかな?
「大丈夫だよ…疲れてないから」と、言ってはみたが…
心地よい彼の声と…
車の揺れ…
優しくて大きな彼の手…
気持ちが良くて寝てしまった…
完敗です。
「ユキ、起きて♪」彼の声で目覚めた私…
「ごめんなさい!寝ちゃった…」慌てる私に彼は…
優しい笑顔で…
「ユキの寝顔…可愛かったから大丈夫♪気持ち良さそうだから、俺も眠くなっちゃった♪」
こんな恥ずかしい事、普通に言えちゃう彼は凄い。
「だから、休憩。アイスでも食べよう♪」彼は、少し遠回りして道の駅に寄ったみたい…
私、完全に寝てた。
彼は、ソフトクリームを一つ買ってきた。
「2人で食べよう♪」
2人でまた、ふざけながら一つのソフトクリームを食べる。
またもや、バカップルですか?
彼と一緒だと、何でも楽しい…
そして、怒らないでいらる…
いつも、笑顔の彼に癒される。
私は、彼といるときだけは心が穏やかだ…
ふと、そんな事を考える。
楽しい時に、突然現実を思い出す。
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