入学式~first day~

2/7
前へ
/12ページ
次へ
俺、中川隼人は県立西ノ宮高校の入学式へと向かっている。 入学式にいい思い出などないから行きたくないが、そういう訳にはいかず、仕方なく通学していた。 「隼人~。隼人君~。は~や~と~く~「うるさい」なら無視するなやコラッ!!」 まったくコイツはうるさいな。 今喋りかけてきた奴は小林雅人。 とりあえず俺が小学生のころからの親友だ。 …もちろん理沙のことも知っている。 「今日から高校生だな。楽しみ~。高校生の間にナンパに成功するぞ!!」 …黙ってれば顔はいいからモテるのに…勿体ない奴だ
/12ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加