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俺、中川隼人は県立西ノ宮高校の入学式へと向かっている。
入学式にいい思い出などないから行きたくないが、そういう訳にはいかず、仕方なく通学していた。
「隼人~。隼人君~。は~や~と~く~「うるさい」なら無視するなやコラッ!!」
まったくコイツはうるさいな。
今喋りかけてきた奴は小林雅人。
とりあえず俺が小学生のころからの親友だ。
…もちろん理沙のことも知っている。
「今日から高校生だな。楽しみ~。高校生の間にナンパに成功するぞ!!」
…黙ってれば顔はいいからモテるのに…勿体ない奴だ
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