不幸であるが故に主人公なのである

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「かっ…はっ」 少年のみぞに鋭い刃物らしきものが刺さる 「おん前……生意気なんだよ!」 少年が手を合わせると少年の目の前、空中に稲妻のような光を纏う漆黒のランスが表れた。 少年はパシツと空中にあるランスを手に取り構える。 「う゛おぉぉぉぉぉらぁっっっっっ!」 ズグシャアアアツ 少年が切りつけると、異形は耳に残る不快な音を出して跡形も無く消え去っていった 「………………。」
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