弐‡蝶原姉妹の日常

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まあ、そんな事は置いといて…… 「~~♪~~♪♪あーぁ、本当早く姉様、帰ってこないかなあ♪」 ―――ピンポーン……ピンポンピンポン 「はーいっ!!ちょっと待って下さーい!………もう、まだ出来てないのに、冷めちゃうじゃん………。誰なんだよ~、う~~。」 そして、私は玄関へ向かう。 「はーいっ、どちら様………って、姉様!?」 「ただいま、璃音。」 そこにいたのは、私が待ち望んでいた張本人、音妃姉様だった。 「あっ、あれ?姉様、20:00に帰ってくるんじゃ………??」 「あぁ、美雷さんが今日は妹がご飯を作ってくれるんでしょ?って言って、早めに帰してくれたんだ。………早すぎた……かな?」 「ううん♪早く姉様帰ってこないかなって思ってたから♪」 「そっか。なら良かった。」 ん?なんか姉様の顔が赤い様な… 「姉様姉様、なんか姉様の顔赤いよ?大丈夫?熱?」 すると、姉様はハッとしたように目を見開き、瞬きをした。 「あっ……いや……、久々に璃音の笑顔…てか、顔見たなって思ってさ。」 「そりゃそうだよ~?半年以上会ってなかったもん。寂しかったけど、姉様に美味しい料理食べてもらいたくて、沢山練習したんだからね!!!」 「…………え?……璃音ってまともな料理作れたっけ…?…あっ、いや、うん、嬉しいんだけどね?何となく今そう思った…………みたいな…感じ……かな?」 「あ~、父様達が亡くなってから猛特訓したんだ!!所謂、花嫁修業みたいな!!!!まぁ、結婚する気はないんだけどね。」 「そうなんだ……。」 「まあ、こんな所で立ち話も何だし、取り敢えず中入って♪」 こうして、取り敢えず家の中へ .
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