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「私は香織、宮下香織と申します。」
「宮下…香織…」
宮下と言えば確か日本の二割を占める大財閥だったはず。
「まさか…宮下家の娘だったり…」
「はい、そうですよ?」
何故!?
何故そんな人が俺に電話をしてきたんだ!?
分からない、分からなすぎる!!
「圭君…」
「は、はい!!」
つい、慌てて返事をしてしまい、声が裏返ってしまった。
「クスクス、お茶目な圭君♪」
笑われてしまった…
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