まさかのっ!?

8/11
1429人が本棚に入れています
本棚に追加
/64ページ
そんな感じで三人で談笑しながら寮内を歩いていたら、あっという間に部屋の前に着いた。 因みに悠斗と唯は同室で、俺の部屋の隣。 何かあったら来いって言ってくれた。 王道君があんまし良い奴じゃなかったら二人の部屋にお邪魔しよう。 何たって、あの王道君は俺を可愛いとか言っちゃうよく分からない子だったからね。 つまりは、ちゃんと話してないから王道君の人間性はよく分からない…といったところ。 結局、俺は何も知ってないという事ですね。 もう王道君は部屋に居るのかな。 ウザい系だったらマジでどうしよう。 俺、部屋に帰りたくなくなっちゃうんだけど。 ホームシックならぬ…なんて言うんだろ。 でもまぁ、ぐちぐち言っててもダメだよな。 仕方ないか。 ちょっぴり重い気持ちになりながら自室のドアを持っているカードキーで開けた。 やっぱり、王道学園はカードキーなのだ! もちろん食堂とかでも仕える。 「ただいまー」 自分の部屋に荷物を置いて、リビングという名の共有スペースに行く。 王道君がもし居るとしたら、そこか自室。 リビングへ歩みを進める。
/64ページ

最初のコメントを投稿しよう!