1章 突然の余命宣告

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学校につくと授業開始1分前。 「おい結じゃなくて水川急ぐぞ!!」 「あっ今結衣って言いそうになったよね?なんで言い換えたの?」 「うっさい!遅刻するぞ」 後ろで何か言ってるけどそんなの無視無視。上履きに履き替え階段に足をかけた瞬間ーー 胸が痛くなった。 「なにしてるの優君?遅刻するよ?」 「あー靴ひもがほどけてる。水川先に行ってて」 「靴ひもなんてないじゃん…本当意味わかんない。まあ先に行ってるから!早く来てね」 とこっちに手を振りながら階段をかけ上がったいった。 その瞬間胸が張り裂けるくらいの痛みが襲ってきた。 そのまま意識がなくなった。
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