1章 突然の余命宣告

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気がつくとふかふかしたベッドの上にいた。辺りを見渡すとベッド君が幾つもあった。ここは病院なんだと悟った。 「!!!神崎さん!!!先生神崎さんが目をさましました。」 いきなり現れた看護師さんは俺を見るなり叫んだ。 すると医者であろう人と母が入ってきた。 「母さん…何で?」 母さんは悲しげな顔をしながら俺にこう言った。 「お父さんの次はあなたがいなくなるの?」 いきなり言われた。おれには分からなかった。 「神崎優君…落ち着いて聞いてくれ………君は心臓に病気を患っている。それにもう末期の状態で助かる見込みがない… 余命2ヶ月だ…」
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