私だって"恋"をしたい

はじまり

｢奈々ちゃんグランドに縄跳びしにいこ。｣

｢うん、いいよ。｣

友達に誘われ教室にある縄跳びを持って一緒にグランドに向かった。

すでにグランドは人でいっぱいだった。

私たちは隅っこの空いたスペースで縄跳びを始めた。

｢奈々ちゃん、二重とびしてみて。｣

｢いいよ。｣

私は運動神経はいい方だったので二重とびもすぐにできるようになったのだ。

｢奈々ちゃんすごーい！｣

｢えへへ。｣

私は褒められて嬉しくて笑顔をこぼした。

その時お腹になにか違和感を感じた。